【要注意!】イタリアで事件発生〜スーツケース壊された話〜【ヨーロッパ旅】

こんにちは!こんばんは!

今回はタイトルの通り、イタリアでまさかのスーツケース破損(しかも故意!)という貴重な体験をしたので、その経緯と結末を書いていきたいと思います。笑

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事件のあらすじ

事件はイタリアからスペインへ移動する空港で起きました。

利用した空港はイタリア・フィウミチーノ空港です。

早めに空港へ着いた私たちは、まずカウンターで荷物をチェックインすることに。
(ちなみに飛行機はスペインのLCC、ブエリング航空を使用しました。)

私のスーツケースはフレームタイプで、鍵は2箇所ついているのですが、
預け入れの際には、スーツケースの鍵はしっかり施錠された状態であり、
さらにはスーツケースベルト(鍵付き)も巻いていました。

さて、スペインに着いたのは夜の19時過ぎ。
LCCでしたが、飛行機の遅れもなく機内も可もなく不可もなくといった感じ。
ここまでは順調だったのですが、いざ荷物をピックアップしようと思った時でした。

なんと、出てきたスーツケースにベルトが付いてない!!

何かの拍子で外れて、後から流れてくるかな?とちょっと待ってみましたが
ダメでした。完全に失くなってました。(辛

しかし、これは正直、多少覚悟していました。
というのもスーツケースベルトの盗難って結構あるらしいのです。
(だからわざわざ鍵付きのベルトを買ったのですが、これも意味なかったという。笑)

なので、まあそこまで大きな驚きはなかったのですが、本番はここから。

荷物をピックアップしてさあタクシーに乗ろうかな、というところで第2の異変に気づきます。(遅

え?スーツケースの鍵、2箇所とも開いてるやん。

空港で預けた時には絶対に閉まっていたはずの鍵が、
ピックアップした時点で完全に開いてる!

「これ、完全にやられたな…」

そう思いながらも、すでにタクシーに乗り込む直前だったので
不安を抱えながら一旦ホテルへ向かうことに。

やはりスーツケースがこじ開けられていた!

とりあえず、ホテルに着いて真っ先にスーツケースをチェック。

すると鍵部分には何か差し込んで無理やりこじ開けたような跡が残っていました。

ていうかスーツケースの鍵ってその程度で開いちゃうのか…というショック(笑)

恐る恐る開けたスーツケースの中身は…やっぱり荒らされてる!

ポーチのファスナーが開いていたり、整理して入れたはずの中身が乱されていたり…

幸いにも私は何も盗られなかったのですが、
友人はスーツケースに入れていたユーロを盗られてました。

現金は勿論ですが、貴重品は絶対スーツケースに入れちゃダメです。
こちらはファスナータイプのスーツケースだったのですが、
同様に鍵が壊されてたので、どのスーツケースでも被害に遭う可能性はあるみたいです。

まさかの、空港職員による盗難説濃厚。

今回の件は、状況的にどう考えても空港職員による盗難説が濃厚です。

というかほぼ100%そうです。

調べてみたのですが、イタリアでは空港職員による盗難が多いようで、
2013年にはなんとフィウミチーノ空港の空港職員約80人が窃盗容疑で逮捕されています。

今回私が被害にあったのもフィウミチーノ空港です。

日本では考えられないですよね。びっくり。

これがヨーロッパクオリティなのか。笑

日本は安全でいい国だ、本当に。

盗難に合わないための対策はどうすればよかった?

初めてヨーロッパに行くということで、色々と盗難対策やスリなどにはかなり注意していたのですが預け入れた荷物が被害にあうとは流石に思ってませんでした。

じゃあどうすればよかったのか。考えてみたのですが、

  1. 貴重品をスーツケースに入れない(特に現地通貨)
  2. スーツケースやベルトは日本人とわかるような柄やキャラクターなどは選ばない
  3. 盗難にあった場合空港で訴える
  4. ラップみたいなやつで巻く(イタリアの空港では至る所にこのサービスがありました。)
  5. 時間ギリギリまで荷物を預けない

正直これくらいしか思い浮かびません。笑

そもそも1番は誰でもしないとは思いますが、絶対ダメです。
盗られて困るものは絶対入れない。これ大事!

2番も、あまりないとは思いますが、スーツケースを派手なキャラクターものにしたり、すぐに日本人とわかるようなネームタグなんかをつけるのは少し危険かなと思いました。相手に『日本人(アジア人)のスーツケースだ』なんて思われてしまうと、金目のものをたくさん持っているんじゃないかと狙われてしまってリスクが増える気がします。
ベルトなんかも100均のものでいいと思います。

3番に関しては、難易度が高い上に効果があるのかどうなのか微妙です。
まず立ちはだかるのが言語です。
喋れる人はいいですが、拙い英語ではどこまで通じるのかわかりません。
しかも、今回はただの破損ではなく完全に盗難被害レベルなので
本当なら警察に連絡して、証明書なんかを発行してもらわないといけません。
例え英語が通じたとして、この手続きに貴重な滞在時間をとられるのはかなり痛いです。

4番ですが、次回はこれ試してみたいなと思ってます。
イタリアの空港にはあちこちに、この『スーツケースをラップで巻く』的なサービスがありました。
恐らくはスーツケースの破損対策か何かだと思うのですが、
これは盗難防止にも役立つかもしれません。
パッとみた感じはかなり開けるのが大変そうでした。

まあ刃物を使われたら終わりなんですが、笑

それでもないよりはマシ。
日本の空港ではみたことがないですが、チャンスがあれば
このサービス使ってみてもいいかもしれません。
料金は10ユーロくらいだったかと思います。

最後の5番ですが、これも有効かもしれません。

今回結構早めに空港に着いたので、すぐに荷物を預けてしまったのですが、窃盗犯にしてみれば荷物を漁る時間が増えたようなもんです。

チェックインギリギリに荷物を預ければ、窃盗する側も時間がなく、標的にされる可能性は低くなるかも。

勿論こういうことをする人が一番悪いんですけど、残念ながら現状こういうことも起こりうるので、できる予防策はやっておくに越したことはないですね!

結局:これも経験、と割り切った。笑

結局、警察に届け出ることはしませんでした。
気付いたのが空港から出た後だったこともありますが、何より言語の壁。分厚い。
それに折角のスペイン滞在時間を削られるのはかなり痛い。
『どうせ盗んだってアジア人(特に日本人)は何も言わないだろう』という
犯人の思惑通りになった感じでかなりシャクでしたが、仕方がない…。

壊れた鍵は帰ってきてからカードに付帯していた海外保険を使って修理をお願いしました。
何か証明書が必要かなと思ったのですが、問い合わせてみたら申請できるとのことでした。

鍵の修理代金は6000円。あー悔しい!

まあこれも旅の思い出です。
そこまで大きな被害ではなかったので、お土産話の一つとしていい経験になったなという感じです。
ほんとに、自分がポジティブ人間でよかったとつくづく思う。笑

というわけで今回は盗難(未遂)被害をシェアしました。笑
皆さんも防犯対策は手荷物だけじゃなく、預け入れ荷物も要注意ですよ!
それでは!

 

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